Googleがhttpコンテンツをブロック
去年までは、常時SSL化が大きな話題でしたが、時は流れ常時SSL化は前提にあり、その上で混合コンテンツをどうしていくかという段階になりました。
2019年10月3日にGoogle Security Blogで「No More Mixed Messages About HTTPS」という記事が公開されました。
【No More Mixed Messages About HTTPS】 Google Security Blogより
要約すると「2019年12月からはSSLページではhttpリソースをブロックする」という内容。
皆様のWebサイトに混合コンテンツはありませんか？
このことを混在コンテンツと言います。
- 問題のない例：SSL化されており、全ての画像・動画などがHTTPSでの読み込み
- 問題のある例：SSL化されているが、画像・動画などがHTTPからの読み込み
現状、多くのブラウザーでは混合コンテンツがあった場合は、URL欄で警告を表示しますが、基本的にはブロックせずに表示されます。
Googleは混合コンテンツを画像･動画など全てのリソースについて、ブロックしていく方針を示したのです。
具体的な今後の予定
Googleは、上記記事の中で「Chrome」の今後のバージョンアップ予定を記載しています。
- 混合コンテンツをブロックする設定を追加
- オーディオとビデオについて、混合コンテンツを標準でブロックし、設定によって許可するように変更
- 画像などを含めて混合コンテンツを、標準でブロック
「混合コンテンツがあっても、サイトがなくなる」ということはないです。対応しなかった場合はSSL化されていない画像･動画が表示されないということです。とはいえ、修正すべき問題であることに変わりはありません。
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