リニューアルすることだけが目的の場合、不要かもしれません。
リニューアルは必ずしも必要ではありません。
それによって費用がかかる、日常業務以外に準備作業が伴う、慣れたホームページの形を変える必要がある… 、他にも不要と判断する材料はあると思います。現状のホームページで多少気になることがあったとしても、今後何か大きな変化があった時にやれば良いという考え方が圧倒的に多いと思います。そんな中、つい最近いただいた、ある企業様からのお問い合わせ内容とお考えを一部紹介させていただきます。
(固有名詞は掲載せず、企業名を特定できる内容ではありませんが、掲載許可をいただいております)
ある企業様からのお問い合わせ内容を紹介
お客様の現状
- 5年前に制作し、大きな問題は無し。
- 運営する複数サイトとの連携を行いたいが、急務ではない。
- ページ編集作業は、社内でスタッフさんが行っている。
- 多言語で表示できるようになれば良いが、現状必須ではない。
- 同業他社サイトと比較し、ホームページの表示速度が少し遅く感じるが、遅過ぎるわけではない。
お客様の希望(リニューアルの目的)
- ホームページの積極的なリニューアルによって、取引先・顧客に対して、会社が常に進化していることを伝えることができる。
- 操作に慣れたシステムで大きな問題は無いが、あえて変化(進化)させることによってスタッフのやる気を導ける。
- リニューアルすることの二次的な効果として、複数サイトとの連携機能追加が可能か、多言語で表示することは可能か、表示速度の面でレンタルサーバーの見直しの提案等もしてほしい。
- 各SNSは開設しているが、ホームページと連動させて販売促進につなぐことができていないので提案してほしい。
- 近い将来、YouTube動画での販促も行っていきたいので、今後ホームページにも簡単に動画掲載ができるようにしてほしい。
まとめ
本来であれば、リニューアルによってこんな効果があります。動画での販売促進が急速に拡大している昨今、このようなことをされた方が良いです、とご提案させていただくのですが、オーナー様から事前に上記のような具体的な目的を伺いました。
「操作に慣れたシステムで大きな問題は無いが、あえて変化(進化)させることによってスタッフのやる気を導ける」という考え方に深く賛同いたしました。
リニューアルの目的が、何となくそろそろリニューアルした方がという段階の場合は、急ぐ必要はないと思っております。
課題を掘り起こし、具体的な改善箇所を煮詰めてからでないと、また近い将来リニューアルをしないといけなくなり、無駄なコストが発生することになります。
小さな課題があり、いずれリニューアルしたいと思われている段階でご相談ください。
既存のお取り引きされている制作業者様からの提案があまりない、というご相談をいただくこともあります。企画・提案だけでもさせていただきます。
フリッパーデザインのサポート
最低限の基本的な制作ができていないためにユーザーに情報が伝わっていない、ホームページが有効に営業活動をしてくれていない。
適切な管理がされていないことで、いつかサイトが表示されないリスクが放置されている。これらは、全て制作者の責任です。制作後の管理を各企業様でされる場合は、企業の管理担当者様に、行っていただく作業の説明が必要不可欠です。この説明責任も制作者にあります。